13日、森﨑浩司が全体練習に合流した。
4月12日の第5節・名古屋戦で太ももを痛めて離脱し、一度はチームへ合流する見通しが立っていたが再び痛みが生じた。復帰まで約1カ月がかかり、「2回目はショックだったし、悔しい気持ちともどかしい気持ちで過ごしていた」というが、「起こったことを受け入れてやることが大事」と前を向いて歩んできた。13日は若手に交じって午後練習にも参加し、「多少の不安はあったけど、思ったより感覚は悪くなかった。こっからコンディションを上げていきたい」と笑顔を覗かせている。
離脱中に若手の台頭もありアタッカー陣の競争は活況しているが、9日に34歳になったベテランに焦りはない。「周りのことを気にするよりも自分のやることをやっていく。今年はキャンプからそういうペースでやってきている」と穏やかに語った。
16日の鹿島戦からナビスコカップを含めると7連戦がスタートする。背番号7の復帰は頼もしい。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/05/13 19:17