9日のいぶきの森球技場には多くのサポーターが訪れ、10日の明治安田J1第11節・清水戦へ向けて調整するチームにエールを送った。
7日にはA代表候補合宿に参加するメンバーの発表があったが、小川慶治朗は入らなかった。記者の問いかけに対し、率直な心境を誠実に明かしてくれた小川。その上で、「しっかり結果を残していく」と変わらぬポジティブなマインドで意気込みを話している。
小川の“裏抜け”は神戸一級のストロングポイント。対戦相手の警戒は進む。ただ、「警戒されても味方と連動し、相手と駆け引きすれば裏は取れる」と小川。コンビネーションの向上に意気込みを伝える。
前節・湘南戦(1△1)ではウインングバック、ボランチも経験した。「どんなポジションでも打開する力がいる。それが自分の成長につながる」と、どこまでも前向きだ。
練習後には、多くのサポーターから贈り物が届けられ、「ありがたいです」と小川は感謝。清水戦へ、「みんなで声をかけあって、助け合って勝ち点3を目指したい」と“一体感”での必勝へ気合十分だ。
(神戸担当 小野慶太)
2015/05/09 20:20