鹿島に勝って黒星トンネルを抜けたが、内容は決定力不足のままで安心できるものではない。バレーの加入内定がクラブから発表されたものの、シーズン途中に加入する外国人選手はフィットするまでにコンディションや試合勘がなかなか戻らないケースが続いていたので慎重に期待していたが、練習を見る限りコンディションは悪くない感じ。本人は90%まで来ているというし、軽めのメニューだが練習での動きも悪くはない。
中国リーグでの契約を終えて、ブラジルに戻ってからはトレーナーを雇ってトレーニングを続けていて、ブラジル国内のクラブから声がかかるのを待っていたそうだが、代理人を通じて甲府の海野一幸会長から声をかけてもらったことが嬉しかったそうで、すぐに甲府に行くことを決断した。練習場には約500人のファン・サポーターが来ていたが、彼らの期待は決定機と決定力不足のチームにバレーがもたらせるスペシャルなゴリゴリ感。さぁ、どうなりますか。
(甲府担当 マツオジュン)
2015/05/04 20:10