仙台は前節(明治安田J1・1st第9節)・広島戦(0●2)で無得点に終わり、4連敗を記録。チームとしてボールを奪ってから前に出られず、攻め手を欠いた。
この一戦にフル出場した金園英学は、FWとして「ペナルティーエリアでの勝負ができず、チャンスを作れなかった」と、自身のシュートが1本に終わったプレーを反省した。次節の相手であるFC東京はここまで9試合を終えて、J1で2番目に失点が少ない(5点)堅守のチームだが、「ホームでなんとしても勝ち点3を取らなければいけない試合。ホームの声も加えて、相手の守備の人数が多くてもボックスに入りこみたい」と意気込む。
前回のホームゲームである1st第8節・鹿島戦(1●2)で得点した金園。次のホームゲームを前に、「きょう(4日)の練習でも、チーム全体がシュートや一歩目の鋭さを出せました。これを試合でも出して総力戦に勝ちたい」と、言葉に力を込めた。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/05/04 20:03