前節(明治安田J2第10節・大分戦/1○0)も阪野豊史の決勝ゴールをCKからアシストしたように、パク・ヒョンジンの左足は今季の栃木の明らかな武器だ。
前節も試合前のウォーミングアップの段階でキックのフィーリングがよく、「精度には自信があった」(パク)という。
ここまでチームの9つのゴール中4つがパクの左足から。実は、前節のアシストで数字は4まで伸び、10節終了時点でフォルランらの3を抑えてリーグ単独トップに躍り出たが、当の本人は「え? そうなんですか? 知らなかったので素直に嬉しいです(笑)」と笑っていた。今季の開幕前の目標数は10だったそうで「10試合で4というのはいいペース」と手応えがある様子。
「あとは直接FKの精度。9節の愛媛戦でも何本か壁に当ててしまったのは残念だった。それと、流れのなかからアシストできるようにしたい。そのためにはいい守備からいい攻撃をすることが重要。がんばります」
今後もパクの左足に注目したい。
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/05/01 18:32