前節で5連敗、最下位となった熊本。そうしたなか、選手たちは気持ちを切り替え、トレーニングでも改めて球際の激しさや積極的な声かけが意識されているようだ。
その前節、嶋田慎太郎は前半36分で交代を告げられた。自分のプレーを見直し、次のように感じたという。
「その日は考えるのが難しかったですけど、やっぱりパフォーマンスが悪かったから替えられたと思うし、チームの中で攻撃のアクセントをつけることができていなかった。チームがこういう状況なので、皆で流れを変えないといけないし、練習からも盛り上げていかないといけない。個人的には、もっとゴールを意識したいと思ってます」
こうした悔しさも、プレーヤーとして一段上に上がるきっかけになるもの。再び浮上を目指すチーム同様、嶋田自身もさらなる高みを目指す。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/05/01 18:05