前節・札幌戦はいいところなく敗れた岡山。「どういう形でも流れを変えなきゃいけないと思った」と、68分から出場した島田譲が流れを変えていったが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。
連戦のスタートでつまづいた岡山にとって、29日の水戸戦はより重要な試合となる。長澤徹監督は総力戦で連戦に臨む構えを見せており、「心身ともにすごくいい状態ですし、なんとかチームの勝利に貢献したいって気持ちでいる。チャンスがあれば頑張りたいです」と意欲をみなぎらせている島田は、キーマンの一人となるだろう。
水戸は生まれ育った場所でもあるだけに、一層、気持ちは高まる。「笠松は小さい頃によくやっていて、市の大会の決勝とかに進出すると会場になる場所だった。芝生もめちゃめちゃきれいだったイメージしかないし、僕の中ではすごく特別な場所というイメージです」という思い出の詰まった笠松運動公園陸上競技場で、島田はエネルギッシュにチームを引っ張ってくれるはずだ。
(岡山担当 寺田弘幸)
2015/04/27 18:37