今節・C大阪戦を翌日に控え、金沢は西部緑地公園サブグラウンドでトレーニングを行い、主にセットプレーの攻守を確認した。
明日に大阪で迎える上位対決、この一戦の下馬評も、C大阪が優勢なのだろうか。
金沢はここまで勝ち点12の5位。この順位自体が、“事前予想”どおりに物事は運ばないということを証明している。「追い込まれた状況でやるわけじゃない。積極的にやりたい」と森下仁之監督が語るように、これまでの貯金のおかげで余裕を持って臨める。
選手たちはフォルラン、カカウなどワールドクラスとの遭遇を待ちわびている。特にフォルランは「どこからでもシュートを打ってくる」(GK原田欽庸)だけでなく、「ゴールを見ないでも打ってくる」(作田裕次)。強力な攻撃陣を相手にも失点ゼロで試合を進めたい。
引き分けも勝ちに等しいかもしれないが、あくまで金沢は「虎視眈々と勝つことしか考えていない」(太田康介)。
(金沢担当 野中拓也)
2015/04/10 15:36