6日、ACLグループHを勝点9で走る広州恒大との一戦を控えた昌子源が「借りを返したい」と意気込んだ。現在、鹿島は3戦3敗。グループステージ突破を目指すには3連勝するしかない。昌子は「返り討ちにすることが俺らの仕事やし。サポーターを含めた鹿島ファミリーが黙っていない。鹿島ファミリーを代表し俺らがその仕事をやらないといけない。サポーターも応援で相手より勝つとか、全部で上回りたいと思う」と、鹿島にまつわるすべての人で勝利を目指したいと話した。
公式会見でトニーニョ・セレーゾ監督も「中国一のクラブと日本一タイトルが多いクラブとの試合がある。僕が期待しているのは、明日、1万ではなく、1万5千、2万、3万くらいのサポーターのなかで選手たちがサッカーをする。その環境があることを一番願っています。そこから、両国のサポーターや記者が『この試合はこうなるだろう、こうなるんじゃないか』とかいろんなことを思い描きながら、それぞれの夢を追いかけて試合を観戦していくことが、サッカーというスポーツのおもしろさです」と期待を込めた。前回の対戦では4-3で広州恒大が勝利したが、7つのゴールが生まれるスペクタクルな展開だった。会見の最後に「アジアの一つのダービーになると思う」と付け足したセレーゾ監督。7日の試合も互いにゴールを目指す試合となるだろう。
(鹿島担当 田中滋)
2015/04/06 20:48