前日の大雪から一転、気温も上がり、青空の下で行われた20日の練習。その中でひときわ軽快にボールを回していたのが、今季から徳島に完全移籍した柴崎晃誠だ。「個でのタメができるし、質が高い」と小林監督が評価すれば、「いいタイミングで裏に抜ければ良いボールが出てくる」(那須川将大)と選手からの信頼も厚い。柴崎自身、「どんどんボールに絡んで攻撃のアクセントを付けていきたい。スルーパスやゴールへの意識も高めたい」と意欲的だ。
6日には、第一子が誕生した。「男の子です。名前は兼成。優しくて強い子に成長して欲しいという気持ちを込めました」。宮崎キャンプ期間中だったために出産には立ち会えなかったが、「知らせを聞いたときはうれしかったですね。キャンプ中は、送られてきた写メを毎日見ていました」とニヤリ。「もう少し大きくなれば、抱っこして入場したいですね」と、夢を膨らませていた。
(徳島担当 小田尚史)
2013/02/20 19:16