26日、仙台は28日のナビスコカップ第2節・名古屋戦に向けた練習を、紫山サッカー場にて行った。非公開練習のために詳細は不明だが、明治安田J1・1st第3節・湘南戦(0△0)での反省を生かし、ボールを奪ってからのカウンター攻撃の質を高める作業を進めたと渡邉晋監督は明かした。湘南戦について「相手にボールを持たれたなかでうまくゲームをコントロールできただけに、勝ちたかった試合」とする一方で、「粘り強さを見せながら次に進む姿勢を、今日のトレーニングで選手たちは見せてくれました」とこの日の練習に手ごたえを得た模様だ。
ところで紫山サッカー場は、仙台のクラブハウスから約5.1km離れている。通常は自動車で移動している渡邉監督だが、この日は高橋範夫GKコーチと一緒に走ってクラブハウスへ帰った。30分間のランニングで走行距離約5.1kmというトラッキングデータを残して監督が戻ったころには、選手は多くが帰宅したあとだった。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/03/27 07:00