今季初勝利を挙げた岐阜戦では4選手が初スタメン。メンバーを大きく入れ替えても同等以上の戦力を維持できる選手層の厚さをあらためて感じさせた。
今節・栃木戦、翌節・熊本戦は中2日での連戦。そして、4、5月は毎月6試合の公式戦が続く。勝ち続けるためには過酷なスケジュールを総合力でいかに乗り切れるかが鍵を握るだろう。そして、未だ出場機会がない選手にとってもチャンスが広がる時期だ。
プロ2年目の窪田良も出場機会を狙うその一人。「相変わらずボランチの層は厚い。でも、やり続けていればチャンスはくる」と思いを語る。窪田と言えば、昨季のナビスコカップ第3節・浦和戦でチャンスをつかんでプロ初ゴールを挙げ、得点後の雄叫びにも似た喜びようは徳島ファン・サポーターの胸を熱くさせた。その窪田は、岐阜戦で木村祐志のゴールを見て「胸が熱くなったし、羨ましいと思った」と言う。
窪田がゴールを決め、再び雄叫びを上げる日が楽しみだ。
(徳島担当 柏原敏)
2015/03/26 16:09