11日の練習は小雪が降る、凍えそうな天候下で行われたが、選手達の表情は一様に明るい印象だった。それもそのはず、1ヶ月半にも及ぶ長期キャンプが終わり、この日が地元に戻って最初の本格練習。日常生活が始まったわけである。
この長期キャンプを初めて体験した稲本潤一も「思った以上に長かった」と振り返っていたが、表情は笑顔。キャンプ地から直接、開幕戦に向かうスケジュールは「メンタル的に難しい」と見る向きもあったが、今季で3年連続白星発進(明治安田J2第1節・栃木戦/2○1)。今週末のホーム開幕戦(15日 明治安田J2第2節・長崎戦、札幌ド)で連勝を果たし、長期キャンプの成果を存分に発揮したいところだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2015/03/11 20:03