水戸との開幕戦、昨年ユースからトップ昇格した2年目の嶋田慎太郎が先発出場。「キック精度が悪かった」と自らのプレーを振り返り、57分で途中交代となったが、試合前にはかつての「恩師」と再会。
その相手は、嶋田が熊本ジュニアユース時代に指導を受けた、現水戸ジュニアユース監督の北川佳男氏。北川氏は熊本がJFLの2年目だった2007年に選手として加入し、J2入りに貢献した「先輩」でもある。翌2008年に引退して5年間、熊本のアカデミーで普及・指導の仕事にあたった後、2012年から水戸のアカデミースタッフとなり、今年からジュニアユースの監督に就任している。
「ホントに久しぶりだったので、なんか気まずかったです(笑)」と嶋田は話していたが、教え子の成長ぶりをみた北川氏は嬉しそうだった。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/03/11 15:04