今季、浦和から期限付き移籍で岡山に加入にした矢島慎也は、2月10日の練習中に太ももを痛めて離脱。全治2週間から4週間と診断されてU-22代表のシンガポール遠征は辞退し、13日から22日まで行われた宮崎キャンプにも帯同しなかった。
だが、岡山に残ってリハビリに励んできた成果は上々。「良くなっています。痛みもなくはないですけど、大丈夫です」と語り、25日から政田サッカー場で再開したトレーニングに合流している。
「意気込んで来て悔しい想いをしているんで、チームに新しいパワーを加えてくれるんじゃないか」と長澤監督も期待を寄せる21歳のMFは、「チームがやりたいことを理解して、自分のいいところを出せるように。一回一回の練習を大事にしていきたい」と、3月8日の開幕を見据えた。
新天地でのプレシーズンは順風に進んでいるとは言えないが、「つまづいたという気もない」。力強い眼光で新シーズンを睨んでいる。
(岡山担当 寺田弘幸)
2015/02/26 18:12