平成24、25年度の2期にわたって愛媛が粉飾決算をした問題のJリーグ側からの処分結果を受けて、クラブは24日17時より松山市内で会見をおこなった。
弁護士、税理士、愛媛県、松山市、伊予銀行から各1名を選出した調査員により、2月4から12日に追加調査を実施。亀井文雄社長をはじめ、クラブ関係者12名からヒアリングをおこなった結果、組織的な関与は認められなかったと判断。Jリーグによる制裁処分は「けん責」と「制裁金300万円」に留まった。
クラブ内の処分としては、亀井社長に加えて佐伯真道副社長をはじめとする役付取締役6名、監査役2名の退任の意を示し、同日におこなわれた取締役会にて承認された。佐伯副社長が兼務していたGM職も「当然、交代していくことになる」(亀井社長)としたが、同氏は今後もクラブ内にとどまる見通し。
また、次期社長には同日の取締役会にて現愛媛県サッカー協会会長の豊島吉博氏の就任が承認されたと発表された。
(愛媛担当 松本隆志)
2015/02/24 19:39