前節・富山戦(2○1)で2試合ぶりに先発出場を果たした兵働昭弘。「ああいう引いてくる相手に対して、背負っていても縦パスをどんどんつけていくのが持ち味なので、それができたのは良かった」と振り返る出来で、ここに来て再びボランチのポジション争いを激化させた。
今週末はついに今季最終戦となる讃岐戦。昨季の千葉は最終戦・鳥取戦で苦しみ、兵働のゴールでプレーオフ進出を決めた。奇しくも讃岐は昨季の鳥取と同じく、J2・J3入れ替え戦に進むことが決まっている。そうしたチームを相手にするにあたって、兵働は警戒を示す。
「讃岐は入れ替え戦が決まっていて、開き直ってくることも考えられる。最終戦のホームで絶対に勝ちたいだろうし、その勢いをモロに食らわないように、自分たちがいまやっていることを出すことが非常に重要」
気持ちで負けないように、しかし冷静沈着に。その中で千葉のサッカーを体現できれば、自ずと勝利は付いてくるはずだ。
(千葉担当 片村光博)
2014/11/19 18:45