チーム状態に決して一喜一憂しない遠藤保仁が、チームの充実ぶりに手応えを感じている。
「優勝争いのいい緊張感の中でプレー出来ているし、チームにとっていい経験につながるのでいいこと」。
リーグ戦再開後の快進撃にも、決して、全く、浮つくことなく、「1試合1試合戦うだけ」と強調してきた百戦錬磨のプレーメーカーも、さすがに三冠全てに可能性を残すチーム状態に、「シーズンの最後、結果として何らかの形に残すことが出来れば、より素晴らしいシーズンになる」と話す。
チームが得てきた全てのタイトルに貢献してきた遠藤ではあるが、キャプテンとして手にするかもしれない優勝は、また違った重みを持つことになるはずだ。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/10/24 20:50