先日、紹介したリ・ヨンジの銀メダル獲得。大会を終え、練習に合流したリ・ヨンジに改めて話を聞いた。
北朝鮮代表チームに合流した直後は上手くフィットできずに苦労したものの、それでも試合が進むごとに体がキレはじめ、チームにもフィットし始めたそうだ。「自分で言うのもなんですが、対人ではほとんど負けませんでした。もちろん、前線の守備があってのことだったので自分だけの力ではないですが、球際の五分五分になった場面では8割方勝てましたし、負けた印象はほとんど無いです」と自信を持って話せるほど、良い動きができたようだ。
リ・ヨンジが離れている間、チームは苦しい状況にあったが、「やっぱり気になりましたし、試合は見たかったので現地で映像を全部見ていました。大差で敗戦した試合もあって雰囲気は良くなかっただろうし、僕としてはあまり見てはくれないかもしれないとは思っていましたけど、それでもヴォルティスの一員としてこの大会に出ていたので、大会で勝つことで少しでも明るい話題を届けたいという思いで試合に入っていました。中国戦では“徳島から来ました”と話しかけてくれたサポーターさんもいて、本当にありがたかったです」(リ)と話してくれた。
(徳島担当 柏原敏)
2014/10/10 16:44