「もう嫌だ」。そう言って原口元気選手は苦笑しました。何が嫌なのかというと、病院です。原口選手は急性虫垂炎を発症し、3日に手術。8日まで入院していました。
入院中については、「1年目の時に頭をぶつけて、(入院)したことがあるけど、その時は1日だけだった」とのことで、事実上、初めての体験だったそう。「ボーっとしていたり、本を読んでいたぐらい。とにかく暇だった。1日がこんなに長かったのかと思うぐらいだった」というほどだったそうです。
11日から練習場に顔を出し、12日は全体練習終了後にジョグ、13日は加えて軽めのキックも行った原口選手。「痛みはないけど、蹴る時に違和感はある」ようですが、ピッチで体を動かすことが楽しそうな様子でした。
15日に行われる天皇杯4回戦、横浜FM戦にチームが勝利すれば、23日に行われる準々決勝にも実戦復帰を果たす可能性が高い原口選手。今はチームが勝ち進むことを願うしかないですが、準々決勝でプレーできれば、ピッチに立つ楽しさをプレーで表現してほしいですね。
(浦和担当 菊地正典)
2012/12/13 15:28