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　23日に行われた前節・札幌戦は1-3で敗戦を喫し、田所諒はシーズン終盤を上位で戦うプレッシャーを感じていることを話した。

　「4位とか5位でこの時期を迎えたことが今までなかったんで、追われているとか、切羽詰まっているとまでは言わないけど、そういう感じが自分の中にあるのかなと思う。でも、それもこういう順位にいるからこそ味わえることだし、打ち克っていかないと。無理やり打ち消そうとしても余計に考えちゃうと思うし、すべてを受け入れてやっていくしかないかなと思います」。

　岡山がJに参入した09年に加入した田所は、クラブが下位に低迷する時期も経験してきたからこそ、上位で戦えることの価値を感じている。「この時期にJ1昇格を目指して戦えることは本当に幸せなこと。そのこともしっかりと受け止めてやらないといけないとダメだと思う」と話す田所は、「札幌戦でああいう負け方をして精神的にはつらいけど、自信を失っちゃいけない」と、28日の水戸戦へ向けて気持ちを切り替えている。