右下もも肉離れによって、3カ月近く公式戦の出場から遠ざかっている宇佐美宏和。約2週間前からチームにも合流し、日に日にプレーにもキレを取り戻し始めている。
28日は、産業能率大との練習試合を行った湘南。宇佐美は、持ち前の鋭いクロスを上げるなどチャンスを演出していた。「コンディションはだいぶ上がってきた」と語る宇佐美だが、何よりも「プレーしてみて自分の中で、(チームでのプレーが)できている部分とできていない部分がある。それがすごく見えている」と、チームにもっとフィットしていく必要があると語った。
3カ月近い離脱を経て、「試合を見ているだけではつまらなかったし、前期のように試合に出てゴールやアシストをすごく頭の中でイメージしていた。早く試合に出たいと思っている」と、徐々に近付いている復帰に向けて準備を続けている。宇佐美がピッチを縦横無尽に走る姿を見られる日は、そう遠くないはずだ。
(湘南担当 林遼平)
2014/08/28 17:22