仙台は23日のJ1第21節・アウェイ神戸戦(1●2)で、19時キックオフながら27.6℃、湿度76%という試合を経験。しかし仙台に戻ってJ1第22節・横浜FM戦に備える今週は、昼でも気温が25℃を下回る気候のもとで準備を進めている。
急な温度変化のもとでは、夏風邪や負傷に加え「動きやすくなったからといって、オーバーペースにならないようにすることにも気を付けたい」と里内猛フィジカルコーチ。26日には細かい約束事を入れて頭と体の両方を使うフィジカルトレーニングメニューを用意したが、今週に全体練習に復帰した選手も含め、今後の気温の変化も見据えてコンディショニングに細心の注意を払っている。
なお、日本代表フィジカルコーチの経験も持つ里内コーチにとって印象に残る“暑さ”は中東でのもので、気温が40℃を越えているのに湿度が10%程度だったときのものだという。「あんな暑さで静電気が発生しているのを初めて見たときのことは忘れられません」とのことだ。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/08/28 07:00