15日、大阪市内のホテルにて、カカウのC大阪加入記者会見が行われた。
「こんにちは。セレッソ大阪に来れてうれしいです。皆さんと一緒にたくさんの喜びを分かち合いたいです。よろしくお願いします」という流暢な日本語での挨拶に始まり、カカウは終始、笑みを絶やさず、真摯に、熱く、現在のC大阪が置かれた状況や自身の果たすべき役割などを語った。
自身のストロングポイントについて、「(マルコ・ペッツァイオリ)監督と話をした中で、僕を1.5列目で起用する、という話があった。僕自身、セカンドトップでプレーするのが得意な形。自ら切れ込んでシュートを打つ自信もあるが、しっかりとボールをコントロールして、味方へ配球するプレーも自信を持っている。セレッソ大阪では、ゴールだけではなく、アシストや、ゲームを組み立てるパスも行って、前線と中盤と一緒に攻撃していきたい」と話し、攻撃のイメージを語った。
また、現在の15位という順位を踏まえ、「シュツットガルト時代も残留争いをした経験はある。セレッソが今季掲げた目標なども理解しているが、まずは、現状をしっかりとらえて、自分の経験を生かして、いち早くこの苦しい状況から抜け出せるように頑張りたい。チームが一丸となることが大事」と落ち着いた口調で話した。
15日の練習後にマルコ・ペッツァイオリ監督は、「コンディションさえ整えば、第21節の広島戦から起用したい」との方針を明かしている。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/08/15 16:50