『心のバランスを大事にする。あるいは、一方向からだけの物の見方や捉え方をしないように心がけているのだろうなぁ』
FW池元友樹と会話するたびに、そう思う。
J2第25節の札幌戦(2○0)のことを振り返ってもらったら、こんな答えだった。
「粘り強く守って、少ないチャンスを確実に物にして勝つことができた。でも逆の見方をすると、相手に主導権を奪われた、チャンスはわずかしか作れなかった、と言うこともできるわけで……」
この週末に行なわれる第26節の水戸戦について聞くと、こうだった。
「明日、水戸のスカウティングビデオは見ます。対戦相手の情報を頭に入れることはとても大切ですが、それにとらわれ過ぎてもダメ。“自分たち”が表現できなくなってしまいますからね。入れ過ぎないことが大事です」
水戸戦では札幌戦に続く連続ゴールを期待していいか、と振るとこう答えた。
「狙い過ぎずに、狙っていきます」
ふ~む。深い、深すぎる!!
(北九州担当 島田徹)
2014/08/07 18:31