リーグ再開後の3連戦は、すべて0-1で敗戦。新潟はリーグ前半戦を11位で終えた。大井健太郎は、「いいサッカーをしていても、事実3つ(試合)勝てていないのは、どこかしら悪いから。そこを変えていけるよう、プラスアルファを練習からやれれば」と後半戦に向けてチームを見つめた。
試合後のロッカールームや移動のバスでも、大井をはじめ選手間で要望を伝え合った。「そういうところを、なあなあにして試合をこなすのではなく、勝つために何ができるか、考えながら過ごすことは必要」という思いからだ。
左SBのイ・ミョンジェとの連係も、少しずつ深めている。「言葉はまだ通じないときもあるけど、チームがやろうとするサッカーを理解しようとしてくれる。彼のよさを出せるように周りもサポートしたい」と大井。
フォア・ザ・チームに徹するキャプテンの下、新潟はチームワークを高めて次節の勝利を目指す。
(新潟担当 野本桂子)
2014/07/29 06:34