いよいよ全カードが再開されるJ1。名古屋はホームで徳島を迎え撃つ。
3バックで臨む初のリーグ戦だが、もう一つの注目はデビュー戦となるレアンドロ・ドミンゲス。練習試合などでは攻撃にバリエーションをもたらしており、否が応でも期待が集まる。レアンドロも「もちろんコンディションは100%ではないが、その近くには持ってこれている」と自信を覗かせている。
柏を退団後、数カ月ぶりの公式戦となるが、「ブラジルで大きなけがをし、サッカーができなかった時期もある」とレアンドロ。「試合勘の問題もあるが、それは試合をこなすことで戻ってくるもの。その出だしというのは、試合勘を戻す上でも非常に大事だと思っている」と冷静に言葉を紡いだ。
反攻のラストピースを加えた名古屋。西野朗監督も、「彼との良い距離感を持つことができれば、局面を崩す個人戦術がもっと生きてくるとは思うが、昨日の紅白戦ではかなり良い形でやってくれていた。そういう部分で何が出てくるかが楽しみです」と期待を込める。来場者全員にプレミアム赤Tシャツを配布する(「赤T大作戦」
)この再開戦。多くのサポーターの前で勝って、反撃の狼煙を上げたい。
(名古屋担当 村本裕太)
2014/07/18 21:36