21日は松波正信監督の38回目の誕生日。番記者たちはバースデイケーキと某有名ブランドの「勝負パンツ」をひそかに用意していましたが、選手たちも「サプライズ」で指揮官を手荒く祝いました。
全体練習終了後、川西翔太選手との話を終え松波監督が立ち上がると、試合中さながらの鋭い動きで指揮官を押さえつけたのがレアンドロ選手。水のボトルを手にした稲森克尚選手が、真っ先に水をかけると次々に選手たちも同調し、松波監督はすっかり、ずぶぬれになりました。
「全く予想していなかった。誰が最初に抱きついてきたのかも分からなかった」。照れくさげに振り返った松波監督がシャワーを浴びて、囲み取材のために記者室に入ってくると待っていたのはバースデイケーキでした。現役時代の背番号にちなむ11本のロウソクを吹き消すと、「誕生日も忘れるぐらいでした」と日々感じている重圧についての本音もポロリ。
一方で「欲しいプレゼントは残留?」との問いかけには「残留はプレゼントされるものではなく、自分たちで、つかみ取れるものだから」とキッパリ言い切りました。残り2試合、若き指揮官の采配にも注目です。
(G大阪担当 下薗昌記)
2012/11/22 13:41