第15節・横浜FC戦(0△0)では、その不在によって図らずも存在の大きさを証明したケンペス。今季はなかなか波に乗れない状態が続いていたが、出場したここ5試合では5得点と量産している。
ケンペスはその理由を、「最近は自分のところにクロスやスルーパスで良いボールが来ている」と説明する。現在はチーム全体としての良い流れが最前線のチャンスにつながっており、ケンペス自身は「まだまだ決めないといけないシーンがいくつかあったので、そこはこだわってやり続けたい」と、どん欲だ。
昨季の得点王がここに来て調子を上げてきたのは、千葉にとって非常に心強い。「これからも良いボールが来ることを信じて、自分は決める仕事をきちんと果たしたい」というエースの活躍が、夏の進撃を支えてくれるはずだ。
(千葉担当 片村光博)
2014/06/05 20:29