チームは決定力に課題を抱えた状態だが、その責任をCBイ・ジュヨンも感じている。セットプレーでは高さとゴール前に入る迫力で目立っているが、昨季山形に加入して以降、まだ得点がない状況が続いている。
しかし先々週、先週と、CKやクロスを想定して西河翔吾と二人でゴール前に入っていく練習を続け、精度は少しずつ向上している。「自分の中でもしっかりと合わせられるようになってきたかなとは思う」と本人も良い感触をつかんでいる。
ゴール前への入り方も工夫し、前節・大分戦(0●1)もCKからフリーでヘディングシュートを放つ場面を迎えたが、しかしここでもシュートは枠外。「あとは最後、叩く部分や方向の精度を上げていきたい」と決意を話すイの初ゴールは、近いうちに生まれそうだ。
(山形担当 佐藤円)
2014/06/04 16:54