勝ち点の上積みが遅々としている山形。その原因は得点力。ここまで14得点と1試合1点のペースで、複数得点は第7節・京都戦(2△2)以降7試合ない。得点力アップは喫緊の課題だ。
しかし、石川竜也は「守備の部分でしっかりしてきたので、そこをベースにできるのはいいし、絶対に続けたほうがいい。そこを崩さないようにしながらいかに点を取っていくかが、勝ち点3を取っていく上では必要」と手中のモノを最大限に生かすことを説く。
また、最近少なくなっている敵陣でのプレスからのショートカウンターについて、「その位置でボールをつながずに蹴ってくるチームが多い。攻撃を始める位置はどうしても後ろになる」とした上で、「ショートカウンターというのはウチらのベース。それがウチの戦い方なので、それで点が取れればいい」とブレずに戦っていく姿勢を示した。
(山形担当 佐藤円)
2014/05/21 20:55