98年フランスW杯に日本代表のコーチとして参加した小野剛監督。先日発表されたブラジル大会の日本代表メンバー選考に関しても「予想どおり」と話した。
「ウチのチームもそうなんだけど、良い競争がないとチームは発展しない。でも競争のほうに天びんが傾き過ぎると一体感が弱まる。その微妙なバランスを常に考えることが大事」と、最後のピースを加えたときに、競争をさらに促しつつ、それまで培った一体感を損ねないことを意図した選出の仕方に賛同を示した。
さらに若い選手が多いチームを率いていることを踏まえ、「将来はこのチームからも代表のエンブレムをつけるような選手が出てくることを期待している」とも述べた。
2016年のリオデジャネイロ五輪、あるいは次回以降のW杯本大会では、熊本に所属する選手から代表が選ばれる日が来ることを期待したい。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/05/16 17:05