前節・大分戦(2○0)にて、オーバーヘッドで決勝点を挙げた船山貴之。この得点で今季は早くも9得点目をマークし、今節・横浜FC戦での二ケタ得点到達を射程内に捉えている。
これまで以上のハイペースでの得点量産について、本人は「絶好調というわけではないが、少なからずワンチャンスを決められるようになっている」と一瞬のスキを逃すことなく決められていることに手ごたえをつかんでいる。
辛口で鳴らす反町康治監督も「一つひとつのプレーで一皮むけ、ゴール前での嗅覚も優れてきている」と高く評価しており、今節でのゴールに期待が懸かるが、「もちろん狙ってはいくが、あくまでもチームの勝利を意識している」(船山)といつもどおりの“勝利最優先”のポリシーを貫いている。今季初の3連勝を目指すチームにとって、エースの活躍に注目が集まりそうだ。
ちなみに大分戦が開催された5月6日は27歳の誕生日。記念すべき“バースデーゴール”となったが、その感想については「特にないです(笑)」と冷静だった。
(松本担当 多岐太宿)
2014/05/09 19:31