5月1日、平川忠亮が誕生日を迎えた。この日で35歳になった平川は言う。
「1年1年、1日1日積み重ねてきて、『35歳かぁ』という感じはするけど、楽しんでやらせてもらっているし、いまもプレーできていることに感謝したい。ここまで来られたのは自分一人の力じゃない。仲間がいて、メディカルスタッフもそうだし、会社の人もそうだし、サポーターや応援してくださる方もいて、こういうふうに35歳までプレーできている。家族にも感謝して、また一つひとつ積み重ねていきたい」。
そして、プロ入りから浦和一筋でプレーできていることについては、「13年間、チームやクラブが成長する中で一緒に歩ませてもらっていることに感謝しないといけない。チームに貢献しないといけないという責任感も持ちながら、責任あるプレーをしていきたい」と決意を新たにしていた。
山田暢久氏が達成したリーグ戦500試合出場は「無理」と断言する平川(現在・303試合出場)だが、第2の鉄人としてまだまだ第一線で活躍する姿を見せてくれるに違いない。
(浦和担当 菊地正典)
2014/05/01 18:06