前節・栃木戦(1●3)に敗れ、連勝のチャンスを逃してしまった岐阜だが、ラモス瑠偉監督の言葉を借りれば「こぼれたミルクに泣いてもしょうがない」。今節・松本戦からは、連戦を迎える。
もちろん他クラブにとっても同じ日程ではあるが、ラモス監督が常に口にするのは連勝することの重要性。特に成長過程の岐阜は、波に乗り切れない状況が続いている。だからこそ、短いスパンで試合が行われるこの大型連休を、自信を付けるための勝負どころと捉えている。
「天国か地獄か、どっちかだな。勝ち続ければ波に乗れるし天国だと思うけど、そこで連敗すると地獄。また苦しくなる」
チームにはベテラン選手が多く、疲労とも戦うこととなるが、そのために少しずつ「若手にもチャンスを与えてきた」。チームの総合力を示し、結果を出すことができれば、勢いに乗れるはずだ。
天国(連勝)か地獄(連敗)か――。その先駆けとなる松本戦は、成長途中の岐阜にとって、重要過ぎるスタートラインとなる。
(岐阜担当 村本裕太)
2014/04/25 22:37