23日はオフ明けで、午前中はフィジカル中心のメニューに取り組んだ熊本。メインは900mを設定されたタイムで走るペース走で、心肺機能に合わせて振り分けられた4つのグループごとに合計7本をクリアした。
この中で存在感を発揮したのが主将の吉井孝輔。当初は早いほうから3番目のグループで走っていたが、吉井にとってはこのグループの設定タイムが少しラクだったようで、5本目からはもう1段早いグループに「個人昇格」。こちらでも安定した走りを見せた。
また2年目の森川泰臣も、「1本目から調子が良かったから」と、ピッチ外周を回るコースでも自ら進んであえて外側のラインを取ったほか、“オーバー30”のベテラン勢も、それぞれが7本目まで設定されたタイムで走り切った。
週末の第9節・長崎戦以降、中2日、中3日というタイトなスケジュールでの連戦となるが、ここまでのこうした蓄積をしっかり発揮できれば、全員で乗り切れそうだ。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/04/23 17:51