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　いま、湘南ベルマーレの周りで広まっているものがある。それは欧州のリーグで活躍する“ザルツブルグ（オーストリア）”というチームの映像である。

　事の発端はJ2第2節・長崎戦後の会見で、曺貴裁監督がヨーロッパリーグ・アヤックス対ザルツブルクの話をしたことから始まった。曺監督は、その試合での「ザルツブルクの90分間走り通すサッカーに刺激を受けた」と話していた。

　先週には、選手達にもその映像は渡ったようで「すごい走っていたし、もっと強いチームとやったらどうするのか見てみたい」（岡田翔平）や「あそこのレベルの人達でもあそこまで走って試合しているのは、見ていてモチベーションになる」（武富孝介）。選手達も、その映像が刺激になっているようだ。

　“湘南スタイル”にも近いザルツブルグの走るサッカーを見て、湘南はさらに進化していく。