前節は右サイドとして出場した工藤壮人選手。ネルシーニョ監督に求められた戦術を完璧にこなして、先制点のアシストも記録しました。
その試合を振り返り、「前節は右サイドで出ましたが、それは戦術的な理由もあった。ただ、1つのオプションにはなりますよね。2列目からも出て行く動きで手応えをつかめました。その感覚を続けることですね」と話しています。
また、次節大宮戦に向けて、記者から「FWで出るなら?」と質問を受けると、「次、FWで出られるなら、本職ですし、そこで最高の結果をつかみたいと思います。相手も必死でくるはず。去年もここでやられた悔しさは選手が一番知っています。油断は絶対しないけど、広島戦の勝利を無駄にしたくない気持ちです」と前を見据えていた。
向上心の塊であり、チームを引っ張る気概を前面に出してプレーする工藤選手。大宮戦での爆発は、あるでしょうか。
(柏担当 田中直希)
2012/10/26 16:34