仙台は3日、パース(豪州)からGKダニエル・ヴコヴィッチの期限付き移籍加入を発表した。
ヴコヴィッチは6日から仙台の全体練習に合流し、早速紅白戦を含む全メニューをこなした。登録の手続きもあり、試合に出場することが可能になるのは来週以降の見込み。
ヴコヴィッチはパースが豪州Aリーグでプレーオフ進出が不可能となったため、レギュラーシーズン終了後のプレー機会を探していた。そこでU-23豪州代表で彼を指導していたアーノルド監督からの誘いがあり、仙台への加入が決まった。
監督は「GKは4人体制でポジションを争い、レベルアップしてほしい」という意向だ。
セントラルコーストでチームメートだったマグリンチィは「彼はAリーグでもベストのGKのひとり。対戦相手だったときは彼の守るゴールが小さく見えたよ」と評価する。
「体格を生かしたクロス対応とフィードを見てほしい」というヴコヴィッチが、仙台のGK陣に新しい刺激を加えている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/03/06 20:57