サッカー専門新聞ELGOLAZO web版 BLOGOLA

　27日、開幕を3日後に控え、チームの顔でもある城後寿は「個人的には早く試合がしたい」と初陣へ意欲を示した。

　昨季、チームは経営問題に揺れた。その際に多くの支援を受けただけに、感謝の思いを胸に今季に臨むと誓っている。

　城後にとってその感謝というのは「ただ、頑張るだけなら誰でもできる。やっぱり、1番感じてもらうには勝つこと。戦う姿を見てもらって何かを感じてもらいたいし、数多く勝てるようにしたい」と明確なようだ。

　しかし、それはピッチだけで完結するものではない。城後は「感謝の気持ちはチームだけじゃなく、会社も含めてクラブ全体で持たなければ恩返しにならない。クラブとして同じ方向を向いて取り組んでいければ」と続け、クラブ全体での共闘も誓っていた。

　開幕戦では2年連続でゴール中だが「それよりも勝ちたいという気持ちの方が強い。でも、サポーターの人たちも期待してくれていると思うのでチャンスがあれば狙いたい」と3年連続の開幕弾に意欲を見せていた。