積雪の影響で屋外の練習施設を使用できないため、開幕前、最後の松本市内でのトレーニングとなった26日午前、平日にもかかわらず約100名のサポーターが選手たちの一挙手一投足を見守った。午後には静岡に移動し、チームは開幕戦前日までミニキャンプを行う。
多くのサポーターの姿を見て、開幕戦への気持ちを昂ぶらせていたのが田中隼磨。常々、「サポーターの声援はかけがえのないモノ」と述べており、サポーターの皆さんと交流する機会が少ないことを残念そうに思っている。それでも、本人の気持ちはすでに切り替わっており、「モチベーションも上がっているし、しっかり調整して開幕を迎えたい」と新天地での開幕へ向けて、士気は高まる一方だ。「さらにチームに溶け込むチャンスと捉えて、チームの絆をより深めていきたい」。期待の新戦力はミニキャンプでの抱負をそう語った。
(松本担当 多岐太宿)
2014/02/27 08:00