“ポストチョン・テセ”ことアン・ビョンジュンにとっては勝負の2年目だ。中央大時代から最前線でのパワフルなプレーと高い得点感覚で活躍し、世代別の北朝鮮代表に選出された経験もある彼だが、昨季は度重なるひざのけがでナビスコカップの1試合に出場するのみにとどまった。
ぜひとも今季はリーグ戦デビューを飾りたいところだが、本人に聞くと調子は上向きの模様。「かなり状態は良くなってきていて、もうボールを思い切り蹴ることもできるな、というところまできた」と復帰を楽しみにしており、実際、今週から全体練習合流にする予定だった。しかし、豪雪によるオフ日の連続によって復帰が見送られることに。「ほんと、この天候のせいです(笑)」と“ぜんぶ、雪のせいだ”と言わんばかりに本人も苦笑い。
今季の川崎FはACLを戦うため、出場のチャンスがありそうだが、そのぶん責任とプレッシャーも大きくなる。彼にとって今季を飛躍のシーズンにしたい。(文・竹中 玲央奈)
(BLOGOLA編集部)
2014/02/19 23:25