今季から京都に加入した磐瀬剛は、キャンプ前に一度、市立船橋高に戻って高校生活最後のテストを受講。そこから静岡で開催されたJリーグの新人研修を受けて鹿児島に移動し、キャンプに合流というハードな日程をこなしている。
1月15日の始動日からの京都滞在中はプロのトレーニングに付いていくことに集中し、あまり勉強はできなかったが、千葉に戻ってからの巻き返しもあって「まだ答案が返ってきていないので点数は分からないけど、まずまずだと思う」と笑顔を見せた。
また、新人研修で印象に残ったのは戸田和幸氏(元・日本代表MF)の「遠慮していたらそこで終わり」という言葉だった。「サッカーはフィールドに入ったら年齢は関係ない。もっと自分を出していこうと思った」(磐瀬)。名門校で主将を務めた男は、プロでも臆せずにプレーすることを誓った。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/02/19 22:15