千葉とのプレシーズンマッチ『ちばぎんカップ』を前に、ともに旅行に出かけるほど仲の良い千葉の山中亮輔とのマッチアップを楽しみにしていた鈴木大輔。実際の試合では山中が左サイドハーフ、鈴木が3バックの右CBに入ったことで念願のマッチアップが実現した。
「相手も特長を分かっているぶん、自分の良さを消されてしまった」と自身の出来を悔やんだのは山中。「柏ではあまりなかった中でボールを受けるようなプレー」(鈴木)を繰り返すことで活路を見いだし、鈴木にファウルで止められるような場面を作ったものの、本人は納得していなかった。
一方、「やられたくない」と試合前に話していた鈴木は、「サイドでだいたいやってくることは分かっていた」と山中のパフォーマンスのクセを見抜いていた。彼のドリブル突破はまさにこの日の千葉の“生命線”だったが、「あまり苦しまずにやれたと思う」と振り返るなど、鈴木にとっては納得のパフォーマンスだった。(取材・文/郡司 聡)
(BLOGOLA編集部)
2014/02/17 18:00