1月29日にチームに合流し、30日から全体練習にも加わっているミッチ・ニコルス。1次キャンプが行われている沖縄にて、2日、C大阪加入について話を聞いた。
──加入して間もないですが、C大阪の印象は?
「いい選手が大勢いますね。(柿谷)曜一朗、(山口)蛍、タカ(扇原貴宏)…。まだ全員の名前を覚えたわけではないのですが、みんなすごく受け入れてくれています。残念ながら、誰も英語が喋れないのですが(笑)。時々、リョウ(永井龍)が訳してくれますけどね(笑)。自分にとって今年は大きな一年になると思うし、C大阪はポテンシャルが高いので、一致団結して戦えばトロフィーを勝ち取れると思います」
──ご自身のストロングポイントを教えて下さい
「スペースを見つけて動くプレーです。ビルドアップやパスの部分、攻撃で貢献すると共に、守備の面でも貢献出来ると思います。まずは一生懸命、どの試合でも100%を出すことを心がけます」
1日に行われた練習試合では無難なプレーが多かったミッチ・ニコルスだが、よく動き、広範囲でボールを受けるなど、献身性は見せていた。翌2日の練習でのミニゲームでは前線から守備でスイッチを入れる動きやワンタッチプレーで周囲を使うプレーを見せ、積極的にシュートも放っていた。
今後については、「フィジカルを高め、みんながどんなプレーをするか把握し、監督がどんなプレーを求めるのかも理解していきたい」と話す。“異国の地で適応する”という真面目な性格を感じさせただけに、コンディションが上がり、周囲との理解も深まれば、前線の一角を争う存在になっていくはずだ。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/02/02 21:00