今季途中からJFL・ソニー仙台に期限付き移籍していた石川慧が、移籍期限満了にともない12日から仙台の練習に復帰している。
「試合に出て、経験を積むために移籍していたのですが、なかなか出場できず苦しさや悔しさも味わいました」と本人が振り返るように、JFLでの出場は1試合に止まった。しかしこの経験を今後に生かそうと、「悔しい経験も、手ごたえを得たことも、すべてを生かすためにここで努力したい」と前を向いている。
J1のクラブに戻って環境面に恵まれていることをあらためて感じたという石川慧は「最初の一日にミニゲームをプレーしただけでも、やはりプレースピードの違いを感じます。まずは(天皇杯決勝戦のある来年)1月1日までみんなとトレーニングをできれば」と、天皇杯を戦うチームの一員としての成長を誓った。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/12/13 19:33