7月末から負傷により9月中旬まで別メニュー調整が続いていたのが、MF山中亮輔選手。ケガもあってU-19代表に選出されず、苦しい日々が続きましたが、いまではしっかり全体練習に復帰し、先週から練習試合にも出場しています。
その山中選手が、2日の練習試合・筑波大戦(45分×2本 ○8-1)で活躍しました。左サイドMFの位置で先発し、前線でためを作っていきなり3分にアシスト。「あれでノリました」と本人が話したように、そこからは攻撃の中心として機能しました。
ボランチでフル出場した茨田陽生選手も「今日は左でボールが落ち着いて、起点になっていたので、右も見つつ、左を意識しながらパスを出していました。山中は勢いがあって良かった。今日は思い切ってやっていたんじゃないでしょうか。自分のプレーを出せれば、絶対に活躍できる選手ですから」と後輩を讃えていました。
後半にはその茨田選手からのスルーパスに抜け出し、得点も記録。「ケガからコンディションも戻ってきた。あとは結果を出すこと。そのために、ゴールが必要だった。今日、一点取れて、本当に良かったです。今日は試合に向けてアピールできました」と本人も話しました。
レアンドロ・ドミンゲス選手の負傷の度合いが心配される中で、山中選手のような若手にもチャンスが訪れるかもしれません。メンバー争いの激化は、チームを前進させます。主力メンバー以外も奮闘を続けており、底上げが期待されるところです。
(柏担当 田中直希)
2012/10/03 18:12