15日の柏戦ではGK高原が3352日ぶりとなるJ1のピッチに立った。一昨年10月に右アキレスけん断裂の大けがを負い、その後は三度の手術を敢行。リーグ戦の出場も2年振りとあって「あまりにも試合から離れていたから、何年振りというよりも、初出場のような気分」と試合前には笑った。
だが、「こうして自分がJ1のピッチに立てるなんて…。昇格を果たしてくれたチームメイトに感謝をしなければいけないし、その他にも感謝をしなければいけない人がたくさんいる。その気持ちをプレーで表したい」と誓った。それだけに柏戦は勝ちたい試合だったが、残念ながらが1-3のスコアで敗戦。それでも数多くのピンチをこの高原が救っており、そのプレーぶりは堂々としたもの。今後のプレー振りにも注目したい。
(札幌担当 斉藤宏則)
2012/09/19 21:26