FC町田ゼルビアは本日17日(月・祝)19時から、レベルファイブスタジアムでJ2第34節・アビスパ福岡戦を戦います。現在発売中の『EL GOLAZO』(エルゴラ)では紙幅の関係上、マッチプレビューを掲載できなかったため、今回のブロゴラで掲載します。
3連戦のスタートとなった前節・松本山雅戦はJリーグ新規参入の“同期対決”でしたが、結果は0-3の完敗。攻撃時のリスク管理という町田の抱える課題があらためて浮き彫りとなる敗戦でした。ただ、選手たちは課題を再び露呈したことを前向きに捉えており、ストッパーの加藤選手は「課題が浮き彫りになったので逆に修正はしやすい」と話しています。福岡は鈴木惇選手が累積警告で出場停止となり、守備的なダブルボランチが配置される可能性が高まっています。そのため、バイタルエリアを封鎖し、パスカットやミスからボールを奪って福岡がカウンターをしかけてくることは容易に想像できます。前節の反省を生かし、リスク管理を徹底できるか。試合の重要なポイントです。
また、相手を崩すには最終ラインの裏を突き、ラインを押し下げ、その空いたスペースを突く、もしくは福岡のライン間のギャップを突く動きが町田攻撃陣には求められてきます。もちろん、攻撃をシュートで終わらせることも肝要です。
一方の守備面では、能力の高いFWオズマール選手や中盤の攻撃のキーマンである城後寿選手など、福岡は警戒すべき選手を多く抱えています。キーマンたちを自由にさせないハードな守備は欠かせません。町田としては前節・松本戦のように早い時間帯や前半での失点は禁物。拮抗した試合展開をいかに長くできるか。それが勝利への近道となるでしょう。
「順位も下がってしまったのでアウェイでもどん欲に勝ち点3を取りに行きたい」と加藤選手。次節、下位対決となるカターレ富山戦との決戦を、より良い精神状態で迎えるためにも、福岡戦は最低でも勝ち点が必要なゲームです。J2第34節・アビスパ福岡vsFC町田ゼルビアは、17日(月・祝)19時レベルファイブスタジアムでキックオフ!!
(町田担当 郡司聡)
2012/09/17 12:30