新潟に来て約1カ月。ホージェル・ガウーショは着々と日本語を覚えている。とても人なつこく陽気な性格で、練習後は笑顔でファンサービスし、記者たちにもあいさつ。午前は「コンニチハ」、午後は「コンバンハ」と使い分け、そのうち「お疲れ様です」という呼びかけに対して「デス!」と答えるなど、覚えた単語は次々に話しかけてくれる。
ある日はロビーで電話をかけ始めるなり、日本人のように「モシモシ~?」。思わず振り向いた記者たちの様子を見て、ホージェルはうれしそうにサムアップ。(その後は普通にポルトガル語で話していたので、「モシモシ?」は、記者たちを驚かせるためのアピールだったのかもしれない。)
まだ新潟のサッカーにフィットしきれていない部分もあるが、チームの戦術だけでなく、日本語も覚えてコミュニケーションをとろうとし努力している。この調子で馴染んでいけば、さらに力になってくれるに違いない。
新潟の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(新潟担当 野本桂子)
2013/09/11 17:01